新着記事

2016.03.12 Saturday

旧車・名車・迷車図鑑No.24-ホンダ シビックタイプR(EK9)-


  1. HOME
  2. 車・バイク(旧車・名車・迷車図鑑)
  3. 旧車・名車・迷車図鑑No.24-ホンダ シビックタイプR(EK9)-

今回はホンダ シビックタイプR(EK9)をご紹介します。



シビックタイプR(EK9)って?



みんな大好きタイプRです。
NSXから始まったタイプR。95年にFFフォーミュラと称されたインテグラタイプRが登場。
そして97年8月、EK9シビックにタイプRの名が与えられます。
タイプRはホンダの最上位スポーツモデルであり、ホンダの代名詞です。



標準車に比べてエンジンや足回りがより高性能なものになっています。
車体の一部にアルミを使用し軽量化、ボディも剛性向上で補強。
本気のスポーツモデルなので、軽量化のためにカーオーディオや、エアコンなどの快適装備をオプション設定にしている車種もあります。
そして走りのMT車のみ!車好き以外お断り!なグレードなのです。

目次にもどる

名機B16B



もう説明の必要が無いほどのB16B。
この元になったB型エンジンの生まれは結構古くて1985年。
ああ、B型の元になったのは名機ZC……語り始めたらきりがないのでまたの機会に。

3代目アコード、2代目ビガーに初搭載。
この時はまだVTECは搭載されていませんでした。

VTECは1989年、インテグラ(DA6)とシビック(EG6)に登場。
2台とも歴史に残る車でしょう。



インテグラはバックトゥザフューチャーでおなじみのマイケルJフォックスが「カッコインテグラ」とキメているCMが有名。
当時スターだったので話題になりました。バックトゥザフューチャー大好きです。



なんとこの型のインテグラは天皇陛下の愛車なのです……しかもMT。
新車で購入し、今でも大事にされているそうです。



あ〜、EG6と聞くといつもあいつが思い浮かびます。そう、あのガムテープ男。闇ひろしです。

「このレットゾーンまで吹き上がるこの音……この陶酔感……死ぬほどいいぜ!たまんねぇ!」のセリフ通り、とても気持ちいいエンジンです。
VTEC搭載で自然吸気のくせにリッターあたり100馬力を実現させています。



VTECとは、カムシャフトに低回転用と高回転用のカム駒を設けて、そこに接するスイングアームを油圧で切り替え、バルブのリフト量を変化させて中・低速域のトルクと高速域の出力を両立させているシステムです。
高回転になるとバルブリフトが大きくなるので、ある一定の回転数から排気音が変化します。
「くぉ〜〜〜んパァァァーーン!!!」という感じ。
かなり気持ちよくてやる気にさせてくれます。

ちなみにバイクのVTECはバルブリフト量の変化ではなくて、ある回転数以下では吸排気バルブのそれぞれ一つを休止し2バルブに。
それ以上の回転数では4バルブに切り替える機構になってます。
初出は1983年のCBR400F。古いなー
REVシステムと呼んでました。



そして99年のCB400SFから搭載された「HYPER VTEC」は現行のスーフォアにも受け継がれています。



前置きが長くなりました。B16Bの紹介です。
4気筒NAエンジンでは世界一と言っても過言ではないでしょう。



このエンジンはタイプRのためのチューニングが施されていて、B16Aとは全く別のエンジンになっています。
より高回転までもっていくようにシリンダーヘッド、バルブを強化。
コンロッドの軽量化し、コンロッドとクランクシャフトの結合部にはオリエンテッドクリスタルベアリングメタルを採用。
ピストン摺動部にモリブデンコーティング施し、シリンダーヘッドは全ポート研磨、クランクシャフトバランス率向上などなど……
まるでレースエンジンのような手の入れよう。


最高出力の発生回転数は7800rpmから8200rpmに。圧縮比は10.4から10.8。
B16Aは170ps/16-m。1.6リッターの排気量を考えるとこれでも十分凄い。
B16Bは185ps/16.3-m。リッター当たり116ps。

型式的にB16Aがベースになっていそうなのですが、実はインテRに載っていたB18Cのショートストローク版です。基本的に設計が同じシリンダーブロックを使用しています。

型式的にB16Aがベースになっていそうなのですが、実はインテRに載っていたB18Cのショートストローク版です。ブロックの基本的な設計は同じです。

まさに1.6リッター最速。
こんなエンジンを市販車向けに量産していました。さすがエンジン屋のホンダ。


#9654;目次にもどる

シビックタイプR(EK9)のスペック



販売期間1997年8月〜2000年9月
乗車定員4人
ボディタイプ3ドアハッチバック

エンジン
B16B型 1.6L 直4 DOHC VTEC
最高出力 185PS/8,200rpm
最大トルク 16.3kgf·m/7,500rpm
変速機 5速MT
駆動方式 FF
サスペンション 前/後:ダブルウィッシュボーン
全長 4,180mm
全幅 1,695mm
全高 1,360mm
ホイールベース 2,620mm
車両重量 1,040〜1,090kg



スペックを見るだけでただものではないのがわかります。
車重が軽い!これにあのエンジンです。しかも前後ダブルウィッシュボーン。これはただのシビックではありません!
走る、曲がる、止まるの三拍子を高次元で実現させたスポーツカーです。

目次にもどる

シビックタイプR(EK9)の中古車は?



これだけの車なので安いはずありません。
15万キロくらいでも普通に100万円ほどします。
修復歴なしの状態の良い車両は200万円近い。
今でも人気が高く、レースでもまだまだ現役。
街でも結構見ます。
高く売れるので盗難率も高く、タイプR専門の窃盗団もいるほど。
長く乗りたいのなら200万は用意しないと……

あれ?EK9の新車価格って200万円ですよね!?
これが人気車種の宿命です。
これからもっと高騰してくるんだろうなー
私も余裕があるなら乗りたい。

目次にもどる

2015年にタイプRが復活!



2015年にシビックタイプRが復活しました。



750台の限定販売で即完売!
値段はというと428万円。428!?シビックが400万……

K20C型2.0L 直噴 DOHC VTECターボ
最高出力 310PS/6,500rpm
最大トルク 40.8kgf·m/2,500〜4,500rpm
変速機 6速MT
駆動方式 FF
サスペンション 前:マクファーソン式
後:車軸式
全長 4,390mm
全幅 1,880mm
全高 1,460mm
ホイールベース 2,600mm
車両重量 1,380kg

あっ、スペックみたら安いかもしれない……
ってかこれシビックなの?ターボって。
ちなみにニュルブルクリンクではFF車最速です。
シビックタイプRには自然吸気をつらぬいてほしかった。

そして2016年、国内市場から消えたシビックが2018年までに復活するというニュースが流れました。



海外では人気のシビック。このモデルは1.5Lの直4直噴VTECターボで201馬力。
シビックのポジションにはフィットさんがいるし……何路線で売り出すのか気になります。

目次にもどる


シェアする


こちらの記事も読まれています。
ブログランキング・にほんブログ村へ
コメント

コメントする