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2016.05.16 Monday

一般販売されていない!?天皇陛下専用車両、御料車の歴史


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天皇や皇族が送迎などの時に乗る車を「御料車」と言います。
今回は御料車の歴史や仕様についてまとめてみました。




初代 ダイムラー ランドレー



1912年〜1927年

イギリス王室で初めて採用された車で、その影響で日本にも採用されました。
今では聞き馴染みのないスリーブバルブエンジンが搭載されています。

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2代目 ロールスロイス シルヴァーゴースト



1921年〜1936年

この車は、いすゞ自動車の前身である東京瓦斯電気工業が輸入しました。
当時のロールスロイスの代理店です。
1923年に起きた虎ノ門事件で、銃撃の防御がほとんど無かったことが問題視されました。

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3代目 メルセデスベンツ 770グローサー



1932年〜1968年

ここでベンツの登場。
2代目シルヴァーゴーストの防弾問題を受け、この車から防弾仕様も制作されました。
エンジンは7665ccの直列8気筒。当時では最先端の車両でした。
今でも考えられないくらいの大排気量ですね。
車重は2.7トン。防弾車両は4トン超えです。
36年という長期間使用されました。

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4代目 キャデラック 75リムジン



1951年〜1961年

経年化が進んでいた770グローサーに代わり、連合国軍最高司令官総司令部が納入させたのが75リムジンです。
ですが770グローサーも同時に使用されました。

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5代目 日産 プリンスロイヤル



1967年〜2004年

初の日本製御料車です。
スカイラインやグロリアを生み出したプリンス自動車ですが、66年に日産自動車と合併。
それ以降は日産プリンスロイヤルとして納入されています。
2004年まで使用されましたが、経年劣化とパーツの確保が困難という理由でメーカー自ら用途廃止を願い入れました。

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6代目 トヨタ センチュリーロイヤル



2006年〜

通常のセンチュリーがベースですが、全くの別物。見た目はぱっと見似てるけどね。
価格は天皇皇后両陛下が乗車する標準車(ナンバー「皇1」)で5250万円。
防弾性能等が強化された特装車(ナンバー「皇3」、「皇5」)で1台9450万円。「皇4」は欠番。当初は5台の購入を予定していましたが4台に変更されました。
市販化はされていません。
ドアは観音開き仕様。

天井には和紙、後部座席には毛織物、乗降ステップには御影石が使用されています。
座席は前方が革張り、後方が布製になっています。これは最高クラスのリムジンとしての様式に則った艤装だそうです。


センチュリーロイヤルのスペック
乗車定員 8人
ボディタイプ 4ドアセダン リムジン
エンジン 1GZ-FE型 5L V型12気筒
駆動方式 FR
変速機 6速AT
サスペンション ダブルウィッシュボーン式エアサスペンション
全長 6,155mm
全幅 2,050mm
全高 1,780mm
車両重量 2,920kg(標準車) 3,270kg(特装車)

開発費用は数億円と言われており、日本の高い技術力が惜しみなく使われています。
日本の、いや世界最高峰の高級車といっても過言ではないでしょう。

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