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2016.06.21 Tuesday

あの有名な電波ジャック、ワイオミング事件の真相について考察してみる


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ワイオミング事件、オカルト好きの皆さんなら一度は聞いた事のある名前なのではないでしょうか。
詳細はこんな感じ。




英語での名称に従ってワイオミング・インシデントとも称され、名前の通りアメリカのワイオミング州にて発生したとされる。具体的な発生時刻や実行者、ジャックされた局などについては不明であり、インターネット上で”発生時の映像”とされる映像のみが流布している。


要は電波ジャック事件ですね。ある地方局のニュース番組の途中、電波ジャックと思われる映像が約6分間流れます。

このワイオミング事件、実はデタラメで映像だけ作られたものなのではないか、と言う噂がまことしやかに囁かれているわけですが…。


真実は一体どうなのでしょうか?
まずはそのワイオミング事件の映像を見てみることにしましょう。


ニュースの映像が乱れ、いきなり「特別なプレゼンテーション」という映像に切り替わります。
これだけ見たら非常に不気味な内容ですね。

さて、こんな不気味な内容の映像ですが、

実は4:52頃に映る人物が



銀河英雄伝説に出てくるハイドリッヒ・ラング銀河英雄伝説であるとか

2:25頃に映る人物が



正岡子規であるとか

更に映像中の音楽は

サイレント・ヒルのサントラから拝借したものであるとか

こんな事実を知ると一気に怖さ半減だったりするわけですが、この辺のことは散々既出なのでおいておいて、では実際に「ワイオミング事件は本当に起きたのか?」という事を検証していきたいと思います。

まずワイオミング事件が起きた日時ですが、いくら調べても明確に「この日」というのが見当たらないため、ワイオミング事件の動画がアップロードされた日付を見てみたいと思います。

Youtubeを見てみると

「2007/09/10 にアップロード」とあります。ですからワイオミング事件が本当に起きたとするならば、2007/09/10以前ということ。

アメリカがデジタル放送に完全移行したのは2009年の6月12日。実際には1998年の11月からデジタル放送を開始しているものの、当時はわずか20の地域のみだったことと、一般家庭にそれほどデジタルチューナーが普及していなかったことを考えると2007年というのはまだまだアナログ放送全盛期なわけです。

ワイオミング事件否定派の意見としては、そんなアナログ放送全盛期の時に行われた電波ジャック事件を録画したものだとするならば、ちょっと映像が鮮明すぎやしないか?ということらしいのですが…

では、2007年ごろのテレビ映像を録画した動画を色々見てみましょう。




えーーー?う〜ん……。そんなに画質は変わらないような……?
と、思っていたところ有力な情報が得られました。

フルムービーと第2弾の映像を見比べていただければわかるが、第2弾はかなり画質が鮮明である。

ここに制作者の苦心なりアイデアなりが見え隠れしており、フルムービー版ではニュース映像の画質に併せてワザと画質を落としているようだ。
http://okakuro.org/wyoming-incident/

なんと、先に紹介した以前にアップロードされた動画があるようです。
さっそく探してみたところ、上記のユーザーとはまた別のユーザーがプレイリストを挙げておりました。



おお、本当だ。画面がはっきりくっきり。

そしてもうひとつ、電波ジャックが起こった瞬間を見ていきましょう。


ワイオミング事件の映像では、画面にゆっくりとノイズが入っていきます。

こちらはもうひとつの有名な電波ジャック事件の映像。


マックス・ヘッドルーム事件と言われるこの電波ジャック事件は実際に起きたもの。
映像の31秒あたりから電波ジャックの瞬間に切り替わります。


画面に一瞬ノイズが入ったかと思うと


一瞬で電波ジャックの映像に切り替わります。

こうやって比較すると、ワイオミング事件の切り替わり方はなんだか不自然ですよね。


またマックス・ヘッドルーム事件は電波ジャック後に元の映像に戻った際、電波ジャックの時間分ドラマのストーリーが進行しいているのですが、ワイオミング事件のニュース映像は「本当に6分もの間電波ジャックされてたの?」ってぐらい不自然な進行。

こうやってみると、やはりワイオミング事件は捏造なのではないかと思えてきます。

最後に、ワイオミング事件の真相について詳細に解読していらっしゃるサイトをご紹介。

ワイオミング事件の『創作者』たちがこのマックス・ヘッドルーム事件の映像に触発され、やってみようと思った――。そう公言している。これが発端ということだ。

もちろんワイオミング事件のクリエーターはテレビ放送に関する高度な専門的知識を有しておらず、結局録画したニュース映像に自分たちの作った映像を上乗せするという手法をとり、それをさも実際にあった電波ジャックの録画映像であるかのようにWEBに放流した。

事の起こりはSomething Awful Forumsというサイトだ。
ここに集まっていた少数の有志により、第1弾のビデオ映像が作成され、Google Videoに投稿された。

この映像はすでにGoogle Videoから削除されているが、他サイトで話題となったためコメント欄を介して第2弾、第3弾と『発見』される。
もちろん、この『発見』はクリエーターグループによるヤラセだ。

第1弾の好評をうけたクリエーターグループは、第2弾、第3弾と進むにつれ動画にどんどん『ストーリー』を付加した。

ビデオのせいで精神崩壊を起こしたGMillerなる人物――彼のブログもクリエーターグループによって作られたモノだ。もちろん連続殺人鬼が集まるスレッドも同様である。

信憑性の向上に一役買った『ビデオを所有していたとされるドナルド・ウィルソン』の死亡記事だけは本物で、実在の人物であったのだが、彼はビデオとはまったく無関係である。

ただ彼のホームタウン、ならびに葬式記事の掲載されたサイトが『ワイオミング州ニオブララ郡』だったので、「ワイオミングで起こったことにしよう」と後付け設定に使われた。

2016年になってもyoutubeなどで『ワイオミング事件』を検索してみれば【閲覧注意】のタグとともに拡散され都市伝説化が顕著である。
――が、2007年にyoutube投稿された第2弾のビデオのコメント欄をみれば投稿された2007年の時点で

「ワイオミング事件なんてなかったよ? デマだよ、これは。バイラルメディアだの安っぽい映像クリエーターの悪ふざけ」
と指摘されている。
http://okakuro.org/wyoming-incident/

こちらでもやはり、ワイオミング事件は作られたものである、といった見解のようです。


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